BGN咬合器は
驚きの
簡単操作
BGN咬合器は
フェースボーやパントグラフ、顆頭間距離の調節
を必要としません。
*1
模型はほぼ中央に装着するだけ。
*2
平均値咬合器の感覚です。


* 1) 咬合挙上や顎関節症治療のスプリント製作時にはフェースボーは必要です。
* 2) 本来の位置よりも前方位に模型を装着すると、調節が不能になることがあります。

フェースボーや顆頭間距離の調節を必要としない理由
顆頭球が顆頭点(A0 , B0 )になく、図のC0, D0にあっても、C0→C1とD0→D1、I0→I1の3点の運動が再現できれば、生体のM0→M1の運動は再現できます。
フェースボーなしで模型を咬合器に装着した場合、咬合器の顆頭球は生体の顆頭を意味しません。歯列が運動したとき、顆頭球は顆頭とは異なる運動を呈しますが、全調節性咬合器ですから、その運動に調節すればよいのです。
 全調節咬合器ですから、模型を装着したあとから上下歯牙の咬耗が調和するように顆頭球の運動方向を調節します。必要があれば、フェースボーやパントグラフ、顆頭間距離の調節を行うこともできます。
(GC社LL85咬合器、Hanau社、Denar社のフェースボーと互換性があります)