8 顎位の二重規定 と 顎位の修正
咬合器に模型を装着した後で、咬合関係を修正したいことがある。そのような場合に、石膏で固着された模型を取り外さないで、咬合器上で顎位を修正することができる。マウントプレートのストッパーを突出状態(1)から陥没状態(2)にしてマウントプレートを二次元的に自在に移動することができる。
左右の顆頭球の高径を追加調節して下顎を三次元的に自在に移動させることができる。
マウントプレート規制ネジ(
4
)で(
1
)の突出状態を加減して、プレート内面に付され
た溝(
3
)の深さにより、プレートは前後のみに移動したり、全方向に移動・回転をさ
せることができる。
1
4
4
1
3
3