2) 対策
模型のファセットに合わせるためには、現在の右側顆頭球をもっと後方・上方に運動させなくてはいけない。    
(前スライド写真をよく見てください)
 調節順序としては、a)作業側顆頭球の前後調節(後壁外側角)をしてから、 b)上下調節(上壁外側角)を行う。

a)作業側顆頭の前後調節(後壁外側角)
作業時に右側顆頭を後方に後退させる。
4 右側方運動時の作業側(右側)調節 (つづき)
後壁外側角を-30°にしたときに、小臼歯部の調和が得られた。
前後的には小臼歯は調和したが大臼歯部の離開はそのままである。

次に、大臼歯の咬合接触を図るために上下調節をおこなう。.